【FE】ヴェイルの詳細情報

概要

異形兵に襲われかけたリュールの前に突如現れ、助けてくれた不思議な少女です。誰かを探して旅をしているようです。魔法を操り、異形兵を易々と蹴散らします。なぜ戦場に現れたのでしょうか…？

詳細(ネタバレ注意)

ソンブルの娘で竜の王族の血を引く者。リュールの妹。セピアの術で邪竜の血を強められたことで、本来とは別の冷酷な人格が生まれてしまった。本来のヴェイルは甘い食べ物が苦手で辛い食べ物が好物だが、洗脳された別人格のヴェイルは甘いものが好物。

ヴェイルの生い立ち

かつては多くのきょうだいがいたが、戦いの中で皆散ってしまった。ほとんどはソンブルが殺した。生き残ったのはリュール、ヴェイルのみ。
リュールとは千年前に一度会っている。兄のリュールから「この石が砕けない限り…私は、どこかで生きていますから。」と竜石を受け取っている。
その後、ソンブルは封印され、ヴェイルの母も亡くなり、ヴェイルはたった一人で生きてきた。ヴェイルの母は普通の竜族だったが、邪竜と交わりを持ったからといって、人間に迫害されて死んでしまった。人間からすると年を取らないヴェイルは気味悪がられてきた。どこに行っても、邪竜の子がいると噂され、友もできず、守ってくれる者もおらず、隠れて暮らしながら、見つかれば殺されるという恐怖と戦っていた。
数百年前、邪竜を崇拝する民たちに保護されてからは、ソンブルの封印が解ける少し前まで隠された神殿内で眠っていた。その時の民たちとは仲良くできたが、目覚めた時にはその民たちは寿命を迎えていなくなっていた。
ヴェイルが目覚めてからはモーヴが話し相手として仕えた。ヴェイルがモーヴに友達になってほしいと伝えたが畏れ多いので代わりに騎士として仕えることになった。
ヴェイルはソンブルとの再会をとても喜んでいたが、ソンブルは心も能力も邪竜らしくないヴェイルを欠陥品と忌み嫌った。ヴェイルには竜の王族であれば当然あるはずの紋章士を顕現する力がなかったが、末子だったヴェイルは千年前の戦争中はまだ幼く、戦に出る事も、紋章士と関わる事もなかったため、それが分かったのが最近ソンブルが目覚めてからだった。ソンブルはセピアを使ってヴェイルの心だけでも従順に自分の都合の良いように作り替えようとした。
ヴェイルは生まれてから千年余り、今もずっと孤独なままだとモーヴは語る(21章)。

本編で仲間になるまでの流れ

3章、初めて登場したヴェイルは顔がフードで隠されていて何者かはプレイヤーからは分からない。その時のヴェイルは洗脳状態の別人格であり、リュールの義母であるルミエルをリュールの目の前で手にかけてしまう。
洗脳されたヴェイルは時折正気に戻る事があり、正気に戻ったヴェイルは壊れていない竜石を頼りに兄を探して歩き回っており、リュールと何度か八会うが、お互いに兄妹だと気づかない。リュールとは友達関係になる。
モリオン救出に向かったイルシオン王国で別人格のヴェイルとリュールらは対面し、リュールはヴェイルによって母が殺されたことを認識し、リュールとヴェイルは対立関係になってゆく。しかし、元の人格のヴェイルはその事に気づいておらず、リュールに友達として接するが、リュールには冷たくされてしまう。
17章でセピアからリュールにヴェイルが洗脳されていることが告げられる。ヴェイルはその後一時的に正気を取り戻すが、20章でソンブルの魔法具によって完全に洗脳状態となってしまう。
21章でマロンの攻撃によってヴェイルの魔法具の力が弱まり、一時的に正気を取り戻す。ソンブルの攻撃によってリュールが死亡し、ヴェイルの持っていた竜石が砕け、リュールがヴェイルの探していた兄だとソンブルから知らされることとなる。その後、リュールが紋章士の力で復活し、22章で仲間となる。

関係図(ネタバレ注意)

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