【FE】マロンの詳細情報

概要

邪竜復活を目論む「四狗」のひとり。自信家で気分屋の鎧騎士です。マロンは明るく可愛らしい見た目ですが、自分の力の強大さからか、すぐに他人を見下します。

詳細(ネタバレ注意)

マロンは、過去に母に捨てられた過去を持っています。男兄弟が多かったため、母親にとって女の子は必要なかったのだとマロンは語っています。彼女は兄弟の中でも、母親の手伝いを一番していましたが、母親から褒められたことは一度もありませんでした。そして、マロンが初めて手を繋いで連れて行ってもらった散歩は、実は彼女を捨てるためのものだったのです。最終的に、マロンは教会の前に置いていかれました(21章マロン談)。

マロンの一人称が「ボク」なのも、こういった境遇で育ち、母に褒められるため、捨てられないために男でありたかったという表れなのかもしれません。

マロンが捨てられた先の教会の神父はとても優しく、彼女は教会が信仰するソンブル復活のために尽力し、敬虔な邪竜信徒となりました。周りの人たちは、彼女の努力を褒め称えました。その後、マロンはセピアに見初められ、四狗に抜擢されることになったのです。

マロンは、過去の出来事から褒められることに執着しており、強い承認欲求を持ちます。彼女は褒めてくれるセピアが大好きで、褒めてくれないモーヴを嫌っています。19章では、マロンが勝手に持ち出した指輪をリュールらに奪われてしまいます。その後、20章でセピアから意識を失うほどの強烈な魔法攻撃でお仕置きを受ける描写がありますが、その後、彼女はそれでも自分の居場所がセピアのもとにあると言い、四狗に戻ろうとします。

しかし、21章でヴェイルの過去の悲惨な境遇を知ったマロンは、セピアに魔法具で完全に洗脳されたヴェイルに同情し、その洗脳を解こうと魔法具を壊そうと斧で攻撃します。この攻撃では魔法具は壊れませんでしたが、ヒビが入り、後にヴェイルが正気に戻るきっかけとなります。マロンの裏切り行為を許さなかったセピアはマロンをナイフで刺し殺します。

関係図(ネタバレ注意)

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