[FEH]大応援の補助対象選択条件の解説

2020/12/31

この記事では大応援の補助対象を決める条件について詳しく解説します。大応援の補助対象の選択条件は他の補助対象の選択条件に比べて複雑な条件となっています。文章だけ読んでも理解できないという声があったので、図を用いてわかりやすく解説することにしました。

大応援トラップ防衛を組む際に、正しく補助対象を誘導できる、または、大応援トラップ防衛に遭遇した場合に誰に大応援を実行するのかを読み取れるようにすることが目的です。大応援トラップ防衛の組み方については解説しません。


大応援トラップ防衛について

大応援トラップ防衛は応援トラップ防衛と比べて以下のような特徴があります。

  • 補助対象の候補が多く、応援トラップより動き方のパターンが多い
    • 応援トラップにはできない動きができる
  • 補助対象が読みにくい、場合によっては編成順依存となるので正確に読むことが不可能

一言でいうと、動きを読むのが難しい応援トラップ防衛です。

大応援トラップの例

この防衛は動画のように誰も倒されていない状態で受けから入られた場合は、通常の応援でも機能します。しかし、応援の場合はオフェリアを先制攻撃で倒されてしまった時に、アルムがクロードに応援できなくなります。大応援にしておくと、オフェリアが先制攻撃で倒されてもシルヴィアに大応援する事でクロードを強化でき、結果的に再行動後のアルムの攻撃範囲に敵を含める事ができます。

大応援の補助対象条件

敵AIの補助対象の優先順位 に記載していますが、以下が大応援の補助対象の説明文になります。この説明分だけで理解できた方はこの先の内容を読む必要はありません。

応援される資格を持つターゲットを「適格なターゲット」、「応援(一喝含む)対象の優先順位」の条件で選んだターゲットを「意図したターゲット」、「適格なターゲット」でないターゲットを「不適格なターゲット」とします。「意図したターゲット」の2マス以内の大応援可能なターゲットから以下の条件で補助する最適なターゲットを決定します。

  1.   結果的に強化される「適格なターゲット」の数が最も多いほど優先
  2.   「意図したターゲット」であり、他の全ての「適格なターゲット」の中で編成順が最も手前(左側のスロット)でなければ優先
  3.   「意図したターゲット」または「不適格なターゲット」であれば優先
  4.   編成順が後ろ(右側のスロット)な味方ほど優先

※ 優先順位の条件については、低い番号から順に評価されます。順番を比較するユニット同士で優位がつかない場合、高い番号に向かって条件を評価していきます。

大応援の補助対象条件の読み取り方

冒頭で大応援トラップの例として挙げた以下の防衛を用いて大応援の補助対象の条件を解説します。

以下がこの防衛部隊の編成順です。

アルムが大応援を持っていて、シルヴィアに大応援をする例です。伝承アクアに大応援すると再行動後のアルムの攻撃が敵に届かない、オフェリアに大応援するとオフェリアが先制攻撃で倒された時にアルムの攻撃が敵に届かない場合があり、どちらのケースでも再行動後のアルムの攻撃が届くシルヴィアに大応援したいという状況になります。

1. 補助資格を持つ「適格なターゲット」を洗い出す

敵AIの補助発動条件 に記載の以下の条件を満たす応援を受けることが可能なユニットを「適格なターゲット」とします。まずは「適格なターゲット」を洗い出します。

戦闘前に大応援を受けるための条件
  • 行動可能である
  • 自身の攻撃範囲に敵がいる
  • 特定のステータスについて2以上の強化を受けることができる
戦闘後、移動前に大応援を受けるための条件
  • 敵の攻撃範囲に自身がいるか、自身の攻撃範囲に敵がいる
  • 特定のステータスについて2以上の強化を受けることができる

例の防衛だと、オフェリア、クロードが戦闘可能です。オフェリア、クロードが戦闘前に大応援を受けるための資格があるかを確認します。

  • 行動可能である
    → OK
  • 自身の攻撃範囲に敵がいる
    → OK
  • 特定のステータスについて2以上の強化を受けることができる
    → OK

すべての条件を満たし、アルムの大応援の効果の範囲にいるので、オフェリア、クロードはアルムから大応援を受ける資格があります。すなわち、この2体が「適格なターゲット」となります。

2. 「適格なターゲット」から「意図したターゲット」を選ぶ

前の項目で洗い出した「適格なターゲット」の中から、最終的に誰を応援で強化するのがベストであるのかを決めます。最終的に強化したい1体のユニットを「意図したターゲット」とします。

「意図したターゲット」は「適格なターゲット」から 敵AIの補助対象優先順位 に記載の以下の優先条件で1体だけ選出します。

  1. 最も近い敵への距離が近い味方ほど優先
  2. HPを除くステータス合計値(強化、弱化加味。戦闘時のみ影響するものは除く)が高い味方ほど優先
  3. 編成順が後ろ(右側のスロット)な味方ほど優先

※ 優先順位の条件については、低い番号から順に評価されます。順番を比較するユニット同士で優位がつかない場合、高い番号に向かって条件を評価していきます。

例の防衛で「適格なターゲット」であるクロード、オフェリアの2人から「意図したターゲット」を上記の条件で調べます。

  1. 最も近い敵への距離が近い味方ほど優先
    → オフェリアの方が敵に近い

条件1の敵への距離を確認すると、オフェリアの方が応援される優先度が高いことが分かります。もし、敵への距離が同じである場合は、条件2を評価、条件2でも優劣が付かなければ条件3を評価します。

従って、オフェリアが「意図したターゲット」となります。

大応援によって「意図したターゲット」であるオフェリアに対して強化が入ることが必須となります。オフェリアを強化する事ができないユンヌは大応援の補助対象からは除外されます。

3. 不適格なターゲットを洗い出す

1 で洗い出した「適格なターゲット」でない補助可能なユニットを「不適格なターゲット」とします。

例の防衛だと「不適格なターゲット」はシルヴィア、伝承アクアの2体となります。2 で選んだ「意図したターゲット」を強化できないユンヌは除外します。

4. 大応援の補助対象の各条件を評価する

「適格なターゲット」「意図したターゲット」「不適格なターゲット」が決まったので、大応援の補助対象の優先順位条件を評価します。

  1. 結果的に強化される「適格なターゲット」の数が最も多いほど優先
  2.   「意図したターゲット」であり、他の全ての「適格なターゲット」の中で編成順が最も手前(左側のスロット)でなければ優先
  3.   「意図したターゲット」または「不適格なターゲット」であれば優先
  4.   編成順が後ろ(右側のスロット)な味方ほど優先

大応援の補助対象は直接大応援可能なユニット同士のみで優先度を比較します。例に挙げた防衛では、伝承アルムが「意図したターゲット」であるオフェリアを強化するためにはオフェリア、シルヴィア、伝承アクアのいずれかに大応援を実行する必要があります。クロードは直接大応援できないので比較対象から除外されます。オフェリア、シルヴィア、伝承アクアの3体のうち、誰に大応援を実行するのがベストであるのかを決めます。

条件1. 結果的に強化される「適格なターゲット」の数が最も多いほど優先

この条件は大応援を実行した場合に「適格なターゲット」が何体強化されるか、の比較になります。

例の防衛では「適格なターゲット」であるオフェリア、クロードのうち、何体が強化されるかを比較することになります。

オフェリアに大応援した場合
オフェリア、クロードの2体が強化を受ける
シルヴィアに大応援した場合
オフェリア、クロードの2体が強化を受ける
伝承アクアに大応援した場合
オフェリア1体だけが強化を受ける

ここで、「適格なターゲット」を1体しか強化できない伝承アクアは、大応援の補助対象から除外されます。残りの補助対象候補はオフェリア、シルヴィアとなります。

条件2. 「意図したターゲット」であり、他の全ての「適格なターゲット」の中で編成順が最も手前(左側のスロット)でなければ優先

この条件は直感的でないので非常に分かりにくいのですが、この条件に当てはまっているかどうかを残りの補助対象のオフェリア、シルヴィアそれぞれについて見ていきます。この条件は編成順が使われているので、編成順を再掲します。

オフェリア
「意図したターゲット」であるが、「適格なターゲット」であるオフェリア、クロードの中で編成順が最も手前である (条件に反する)
シルヴィア
「意図したターゲット」でない

結論としてはオフェリア、シルヴィアのいずれも条件2を満たしません。シルヴィアは条件に反していることがわかりやすいので説明を省略します。

オフェリアは「意図したターゲット」である、という条件は満たしています。しかし「他の全ての適格なターゲットの中で編成順が最も手前でない」という条件に反しています。

オフェリア、クロード2体の中で、オフェリアは最も手前の編成順に設定されています。「最も手前でない」ことが条件ですので、条件に反していることになります。

もし、以下のように、この両者の編成順を入れ替えた場合、オフェリアが「最も手前でない」ことになるので、条件2に合致し、オフェリアが補助対象として選ばれます。

以下は実際にオフェリアとクロードの編成順を入れ替えた場合の動きです。

このように、条件2によって、攻撃側からは見えない編成順で補助対象が切り替わることが分かります。

もし、この時、「適格なターゲット」であるオフェリアやクロードを編成の先頭にしていると、攻撃側から補助対象が推測できてしまいます。大応援トラップを組む場合は「適格なターゲット」になる事を想定するユニットは先頭に置かない方が動きを読みにくくすることができます

条件3. 「意図したターゲット」または「不適格なターゲット」であれば優先

この条件は分かりやすい条件なので詳しい解説は不要かと思います。例の防衛では「意図したターゲット」と「不適格なターゲット」は以下のユニットでした。

意図したターゲット
オフェリア
不適格なターゲット
シルヴィア、伝承アクア

オフェリアもシルヴィアも条件3に合致して、両者で優劣がつかないので、条件4の評価に移ります。

条件4. 編成順が後ろ(右側のスロット)な味方ほど優先

この条件も分かりやすいので詳しい説明不要かと思います。

編成順を見ると、オフェリアよりもシルヴィアの方が後ろなので、ここでシルヴィアが補助対象として選択されることになります。

条件4まで優劣が決まらない場合は、完全に編成順で決まる事になるので、大応援の補助対象を編成順序によって制御する事ができます。例えば、オフェリアとシルヴィアの編成順を入れ替えると、補助対象をオフェリアに切り替える事ができます。

条件2でも触れましたが、ここで補助対象候補のユニットを先頭にしてしまうと、攻撃側から補助対象が読み取りやすくなります。条件2とあわせて、大応援トラップを組む場合は補助対象の評価に関係するユニットは先頭に置かない方が動きを読みにくくすることができます。例で言うと、オフェリア、シルヴィア、クロード、伝承アクアは先頭にしない方が動きの読み取りにくい防衛になります。伝承アクアはこのケースで編成順に依存しませんが、防衛が動き出したり、先制攻撃で崩された後には関係してくる場合があります。

例の防衛では、左側から攻められた時にアルムの大応援の補助対象候補となり得ない事が明らかなユンヌを先頭とすることで、補助対象を読み取りにくくしています。

まとめ

大応援の補助対象条件の簡易説明は 敵AIの補助対象の優先順位 に記載。大応援の補助対象は以下の手順で読み取る。

  1. 「適格なターゲット」「意図したターゲット」「不適格なターゲット」を割り出す
  2. 大応援で強化される「適格なターゲット」の数を比較する
  3. 「意図したターゲット」の中で編成順が最も手前でない補助対象候補かどうかを比較する
  4. 「意図したターゲット」または「不適格なターゲット」であるかを比較する
  5. スロット順を比較する

大応援トラップについて

  • 大応援の補助対象選択条件は編成順依存が強いので動きが読みにくい、または正確に読めない
  • 補助対象候補となるユニットを編成順の先頭にしないことで、より読み取りにくい防衛になる


  このエントリーをはてなブックマークに追加    

<<「ファイアーエムブレム」の記事一覧に戻る

関連記事