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高木正勝「大山咲み」に行ってきました

2016/09/04
(この記事の文字数: 1131)

昨日、高木正勝さんのコンサート「大山咲み」に行ってきました。高木正勝さんのコンサートは初めてだったので、非常に楽しみにしていました。感想を述べていこうと思います。

行った率直な感想としては、自分の子供がいたら見せてあげたいと思うような、日本の伝統を感じられる要素がたっぷり詰まった本当に素晴らしいコンサートでした。大自然に囲まれた村のお祭って感じでした。

コンサート中、自然に体が動いてしまう場面もありました。前の席の人とか、音楽が盛り上がるところでは、座ったまま楽しそうに踊っていました。(笑)

私は昨年のコンサート「山咲み」には行っていないですが、公開されているコンサート映像を見る感じ、舞台美術の基本は同じだったようです。(一部、今回ならではの演出が組み込まれていたかもしれません)

公開されている「山咲み」のダイジェスト映像など転載しておきます。

舞台演出では、星空の演出が特におぉっと思いました。流れ星まで再現するとは。とても凝っています。流れ星は何回も出てくるのではなく、コンサート中一回きりだったのも良かったです。

あと、コンサート前の待ち時間に虫の鳴き声とかが鳴っていて、夜の山の中に来ているような雰囲気を味わえたのもよかったと思います。お客さんの待ち時間中の演出まで考えているとは、と感心しました。

話は変わりますが、途中で紹介があったアイヌ民族の楽器「ムックリ」のぼよーんという気の抜けるような音には笑ってしまいました。

ムックリ演奏の動画を転載しておきます。

最初はなんだか笑ってしまうような音なんですが、ずっと聞いていると不思議と音楽に聞こえてくるんですよね。

あと、途中で東野健一さんという方の巻物を使った紙芝居もありました。これです。

こんなに元気で明るい紙芝居からは想像できないですが、この方、すでに末期がんで、余命宣告日を過ぎているそうです。それを後から高木正勝さんの MC で聞いたときは衝撃でした。

東野健一さんの紙芝居は、紙芝居としてももちろん楽しかったですが、それと同時に見ている人に生きているとは何かを教えてくれたように思います。一日一日を大切にして生きていかなきゃなと思いました。

このコンサートは音楽もよかったですが、こういった紙芝居や踊りなどの演出もあって、非常にボリュームを感じました。ボリューム満点だけど、終わってしまうのはなんだか寂しいような。

最後のスタッフロールで、あぁ、もう終わってしまうのか、と思ってからの、アンコールも盛りだくさんな内容で、最後の最後まで楽しませてくれるコンサートでした。

そして、コンサート後、子供ができたら田舎に引っ越したいなと思ってしまいました。(笑)

また、京都でコンサートがあるときは足を運びたいと思います。


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