Mayaの中で複雑なことをやっていると(例えば大量のエクスプレッションを実行するなど)、普通のバッチレンダリングでうまくレンダリングされない場合があります。
このようなMayaのバグは多くあるため、ひとつの目的に対して様々なアプローチ方法を知っておくことは重要です。
レンダリングを行う別のアプローチとして、1フレームずつ手動で動かしてレンダリングする方法があります。
もちろん、すべて手動でやるなんてとてもやってられないのでMELで自動化します。
以下のMELは0フレームから30フレームまでレンダリング設定を元に1フレームずつフレームを進めてレンダリングするMELです。
int $frame;
for($frame=0; $frame<=30; $frame++){
currentTime -e $frame;
render;
}
このように意外とあっさり書けます。
レンダリング画像はデフォルトの状態だと
プロジェクトディレクトリ/images/tmp
に格納されます。
レンダリングがうまくいかないときのために、renderコマンドは覚えておくと便利です。